webコンバージョンの目的の設定

Webコンバージョンの目的の設定はとても重要です。

「目的を決めましょう」という話になると、あまり深く考えることもなく、「購入でしょ?」「問い合わせでしょ?」「登録でしょ?」という話になりますが、ここは安易に考えず、本当に目的はそれで良いのか、しっかりと考える必要があります。

例えば、カーディーラーであれば、目的は当然、車の販売ですが、車の販売の前にショールームへの来店を用事しているケースが多いですよね。いきなり車を売ろうとするより、まずはショールームに来てもらい、それから商談を進めた方が、結果として効率良く車が売れるからでしょう。

なぜそうなのか?については、あまり説明も必要ないかと思いますので、ここでは省くとして、注意しておきたいこともありますので、それをお伝えします。

注意しておきたいこととは、例えば、目的をショールームへの来店にしたのであれば、車の販売のことは忘れ、ショールームへの来店のみに絞って、その目的の達成方法を考えるということが重要です。

目的を絞ることを意識することで、より具体的な対策をアイデアとして出すためです。

目的をショールームに来てもらうことにするなら、ショールームに来ることでどんな良いことがあるのかを考えます。例えば、来店者には○○をプレゼント!であったり、ショールームの楽しそうな雰囲気だったり、もちろん試乗なども入るでしょう。

今は、車の販売が最終的な目的である場合に、ショールームへの来店をハードルの低い目的、最終目的達成のためのステップとする例を挙げました。

それぞれのケースで、最終目的の前の、もっとハードルの低い目的が考えられないか、できるだけ考え出して用事しておくことをおすすめします。

INDEEDのアルゴリズム

INDEEDのアルゴリズムについて、わかったこと、予測したこと、思ったことを書いていきます。

INDEEDは求人情報に絞った検索エンジンです。とてもシンプルなデザインで、求人情報だけに絞ったグーグル、というイメージです。

ただ、2017年6月の時点で、検索エンジンとしての能力は、グーグルほどには進んでいないように思います。

世の中のサイト情報の中から求人情報だけをロボットが自動的に探す仕組みだと思いますが、まだ完全自動化はされていないのではないかと思います。

完全自動化になったときには、雇用側にとっても、求職者にとっても、もっと便利になるのだと思います。

INDEEDのコンセプトは、求職者の仕事探しを助ける、だったと思いますが、そのようなユーザーファーストの考え方がデザインや仕様にも見られますが、このまま進化していってもらって、どのようなメディアになっていくのか楽しみです。

 

会員登録

会員登録はネット上で人に行動を促すものの1つです。

ただし、購買やB2Bの引き合とは大きく異なります。

その違いは、解決できるユーザーの悩みが非常に小さいということです。0に等しいかもしれません。

それでも、何らかの動機がないと、ユーザーは動きません。

翻って、行動に対する障害は、無料登録のケースの場合、非常に低いと言えます。

ですので、強い動機ではなくても、行動を促せるのではないかと思います。

アクセスアップとコンバージョンレートアップ

アクセスアップとコンバージョンレートアップ、どちらも大切ですが、難しいのは、圧倒的にコンバージョンレートのアップです。

コンバージョンとは、インターネットの向こう、PCの前に座っている人を動かす、ということです。

他人を動かす、というととても大袈裟に聞こえるかもしれませんが、例えば、インターネットの向こう側の人に、インターネットで商品を買ってもらうこと、などを指します。

インターネットの向こう側にいる人に、ホームページの文章や画像などで相手に影響を及ぼして、買いたい気持ちにさせて、名前を書いて、カード番号を入れ、最後に送信ボタンを押させる、これがコンバージョンです。

社員募集で応募者を多く集めたい

社員募集で応募者を多く集めたいという場合、ターゲットの悩みを考え、ターゲット像を具体的にします。

ターゲットの悩みの種類といつまでに解決しないといけないのか?で分類するのが一番しっくりきます。

いつまでに新しい仕事を探さないといけないのかによって、少なくとも2パターンは用意しましょう。例えば、求人応募と会社説明会です。実際にそのようなケースは多いかと思います。

このときに注意したいのは、求人応募を求める人と会社説明会の参加を求める人ではターゲットが異なるということです。

直ぐにでも職に就きたい、次の会社を早く決めたい、という人には求人応募をしてもらいましょう。

何ヵ月か先に転職を考えている人には、会社説明会に来てもらえるように促しましょう。

ここで特に注意したいのは、会社説明会への参加を目的にした場合は、あくまでも目的は会社説明会で、その先の採用ではないということを意識することです。

これを意識しておかないと、どういうことになるかというと、目的が曖昧になってしまい、その結果、手段も曖昧になってしまい、どっちつかずとなってしまいがちです。

具体的には、会社説明会の参加者を増やしたいのに、参加しても最終的に採用に至らないと思われるような人には、会社説明会にも来てもらわなくてもよい、と考えながら、会社説明会の参加者増加対策を講じることになります。

これは長い目で見るとマイナスになるのではないかと思います。

会社説明会はあくまでも幅広く、転職時期の近い人、遠い人、すでに自社の仕事に興味を持っている人、それほどでもない人、この時点では切り捨てることなく、できるだけ多く参加していただくことが重要だと思います。

リード獲得の方法

リード獲得に限らず、注文、社員募集、会員登録、あるいはブックマーク、ソーシャルネットワークへの拡散など、ユーザーに何らかのアクションを求める場合には、共通した考え方があります。

全てのユーザーは何らかの悩み、課題、欲求があり、それを解決するために、ネットをさまよっている、あるいは検索しています。

ですので、あなたの目的が上記のアクションであるなら、それらのアクションが、ユーザーの持っている悩み、課題、欲求の解決策となるということを説明する、というのが共通する考え方になります。