グーグルは表示順位をどうやって決めているのか?
知ってますか?
こう考えれば、グーグルがどうやって検索の表示順位を決めているかが分かります。
グーグルは営利企業ですので、グーグルと言えども、どうすれば儲かるのか一生懸命考えています。
グーグルの収益源の1つに検索エンジンでの広告収入があります。
ここでの収入は検索エンジン全体の中でのシェアの大きさが収入の大小に直結します。当然シェアが大きければ大きいほど儲かります。
では、どうすればグーグルはユーザーを増やし、シェアを拡大することができるでしょうか。
シェアを拡大するとは、ユーザーに選ばれるということです。
つまり、検索しようとしたときに、Yahoo!やbingではなく、googleを選んでくれるユーザーを増やすということです。
ユーザーに選ばれるためには、他の検索エンジンよりもユーザーが満足する検索結果を出し続けることです。
ユーザーが満足する検索結果とは何か?
ユーザーがより満足するページを、より上位に表示した検索結果です。
グーグルは検索ワードから、この人の知りたいことは何か?この人の悩みは何か?を予測します。
そして、その悩みの人に最もおすすめのページを一番上に表示しようとます。
グーグルは検索ワードからその人の悩みを予測し、その悩みの人におすすめのページを予測してそれを提示し、そして訪問者の行動をその2つの予測の結果として蓄積します。
これを繰り返すことで膨大なデータとなります。いわゆるビッグデータです。このビッグデータで、グーグルは現在のように、検索結果の精度を高めているのです。
訪問者の行動でどうして満足度が分かるのか?
これもグーグルは予測と結果の照合を繰り返しています。
例えばこんな感じです。
- 満足した人は1ページで直帰しないだろう
- 満足した人は滞在時間が長いだろう
- 満足した人は多くのページを見るだろう
- 満足した人は再訪するだろう
- 満足した人は再訪するときにサイト名で検索するだろう
このような予測を立てておきます。
そして、例えば「ポッコリお腹 へこませ方」と検索して訪問した人が1~6のような動きをしたなら・・・
グーグルは、このページは「ポッコリお腹 へこませ方」と検索する人には有益なページらしいぞ!と結論付けます。
そして、次に「ポッコリお腹 へこませ方」と検索した人に対してこのページをおすすめのページとして、今よりも上位に表示します。
同じようなことが繰り返されれば、このページはその検索ワードでの検索の際は、どんどん上位に表示させるようになります。
反対に1ページ目を数秒で去っていく人が多くいるようなら、検索者の関心事に合っていないと判断して、そのワードでの表示順位を下げるように作用します。
このようにしてグーグルは表示順位を決めています。