SEO対策を考えていると、ドメインエイジという言葉が出ることがあります。
ドメインエイジとは、文字通りドメインの年齢のことです。
年齢が古いものはそれだけ長い期間生き残っているのだから、それなりに役立ち、評価させているのだろう、という考え方をアルゴリズムに組み込んだものです。
このアルゴリズムは、従来の、検索エンジンが人による判断を指標としてあまり組み込めない頃には、ある程度は重要な指標だったと思います。
しかし、2017年7月時点で、この指標の重要性は非常に落ちているだろうと思います。
なぜなら、ドメインエイジ以上に重要な指標をいくつも持つことができたからです。
その指標とは、googleアナリティクスで得られるような、サイト上のユーザーの動きです。
日本の上場企業の8割近いサイトにアナリティクスが入っているそうですよ。ということは上場していない会社はもっと入れていると思いますので、ほとんどのサイトにアナリティクスが入っていて、Web上のユーザーの動きのほとんどをグーグルは把握できているということではないかと思います。
検索ワードにしても、アナリティクスユーザーには分かりませんが、グーグルには分かっています。
ユーザーの検索ワードが分かって、検索結果からどのサイトに行ったのか分かって、どのページをどのくらい見たのかが分かるわけです。
それだけで、そのキーワードとそのページのマッチ度はかなり高い精度で分かるのではないでしょうか。
こういうわけで、SEO対策において、ドメインエイジの重要性は、相対的に軽くなっていて、あまり考慮しなくても良いレベルではないかと思います。