オウンドメディアとは、直訳すると、自分の、あるいは、自社の媒体です。自身で所有、運営しているホームページやブログのことを言います。正確には、紙媒体のものも入ります。
では、なぜ自社のホームページのことをオウンドメディアなと”と、仰々しい言い方をするのか。
それは、自社所有のサイトではないのに、自社の役に立つサイトがあり、それらと区別するために、わざわざそのような言い方をするのです。
自社所有ではないのに、自社の役に立つサイトとは?
1つは広告を貼ってもらい、見込み客を誘導してくれるサイト。
ここにはお金を払っているという意味で、paid media (ペイドメディア)と呼んでいます。
もう1つは、信頼を獲得することができるサイト。
自社所有ではないのに、自社の商品やサービスについて書かれるサイトがあります。
そう、SNSです。
そこに良いことが書かれていると、自社所有のサイトではないのに、いや、自社所有ではないからこそ、自社の、あるいは、自社の商品やサービスの信頼につながります。
信頼を獲得するという意味で、earned media (アーンドメディア)と呼ばれます。
元々は、ペイドメディアに広告を出稿し、SNSでの評価で信頼を得て、自社サイトで問い合わせなどのコンバージョンにつなげるのが普通の流れでした。
それが、他社サイトでも、あるいは、他社サイトだからこそできるはずの多数の見込み客誘導や信頼獲得、そしてコンバージョン、これを全て自社サイトでやってしまおう、というのがオウンドメディアです。
オウンドメディアには、見込み客が集まり、信頼を獲ることもできるわけですから、見込み客を注文や問い合わせに導き易くなります。これがオウンドメディアの最大の特徴です。
また、他社の所有するものであれば、fasebookやアメブロのような有名なものであっても、いつどうなるか分かりません。無料で使っているものですから、ルールや仕組みが知らない間に変わっていたり、場合によってはなくなってしまうということも考えられます。
オウンドメディアであれば、その心配がありません。時間と労力をかけて作ったものがある日突然なくなって無駄になってしまう心配はないのです。つまり、自社の財産になります。
その他の特徴についてはまた今度