よく「Webで長い文章を書いても読まれない」と言いますよね。
8秒ルールとか3秒ルールなどの言葉に象徴されるように、Webの閲覧者は総じて忙しい、忙しいから長い文章を書いていても、じっくり読んではくれない、という考え方です。
確かにWeb閲覧の多くのケースでそれはあてはまるかもしれません。
ただし、あまりそれがあてはまらないケースもあるように思います。
それは、何らかの悩みや課題の解決策を求めて、検索してサイトを訪れた人の場合です。
このようなケースであっても、悩みが深く解決を急いでいる場合もあれば、それほど深刻な悩みでもなく、そのためにそれほど急いでいるわけでもない、という場合もあるでしょう。あまり深刻でないに場合は、長い文章は読まない方に該当するかと思います。
その悩み、課題が深刻な場合はどうでしょうか。深刻な悩み、課題ですので、解決のための費用も考えているようなケースです。早く解決したいから急いでいる。だから忙しい。このようなケースです。
答えは、自分の課題が解決できそうだ、あるいは、できるかも、と思えば文章が長くても読むし、解決できそうにない、と思えば読まない、です。
キャッチコピーや文章冒頭で「解決できるかも」と思わせることができるか。
サイトのデザインや雰囲気なども関係してくるでしょう。
また、相見積をとる場合、5社も6社も相見積を取っていては、余計に時間がかかってしまいます。
できればWebサイトの説明をしっかり読んで、2~3社に絞って問い合わせる方が効率は良いはずです。
そういう意味でも、Webサイトに長文を書いても読まれないから無駄、と決めつけてしまうのは問題があると言えます。